アセンダントとは
アセンダント(Ascendant、ASC)は、生まれた瞬間に東の地平線に昇っていた黄道の度数です。その度数が入っているサインを上昇サイン(ライジングサイン)と呼びます。
アセンダントは第1ハウスを始める点であり、そこから12ハウス全体の起点が決まります。だからアセンダントがずれると、性格の印象だけでなく、どの惑星がどのハウスに入るかまで変わります。同じ生年月日でも、時刻が2時間違えば別のチャートになるのはこのためです。
アセンダントの計算方法
太陽・月・アセンダントの違い
出生時刻がずれると結果はどう変わるか
アセンダントは平均して約2時間で次のサインに移りますが、速さは緯度とサインによって変わります。日本のように高緯度に近い土地では、サインによって通過が速くなったり遅くなったりします。数分のずれでも度数は動き、ハウスカスプも動きます。
時刻が不確かな場合は、結果を暫定として扱ってください。断定した読みをするより、幅を持たせたほうが実際の役に立ちます。
チャートルーラーの読み方
アセンダントのサインを支配する惑星がチャートルーラーです。牡羊座なら火星、牡牛座なら金星、双子座なら水星というぐらいに決まっており、蠍座・水瓶座・魚座には現代占星術の共守護星(冥王星・天王星・海王星)が加わります。
古典的な支配星を主として見るか、現代の共守護星を重視するかで読みは変わります。AstroDice は古典を主、現代を併記という形で両方表示します。どちらが正しいかではなく、どちらの体系で読むかを決めるのが先です。
よくある質問
アセンダントと第1ハウスは同じですか?
同じではありません。アセンダントは第1ハウスを始める「点(度数)」で、その度数が入っているサインが上昇サインです。
出生時刻がわからない場合は?
正確なアセンダントは出せません。正午で計算したチャートでは惑星のサインは読めますが、アセンダントとハウスは信用できません。出生時刻の確認方法はホロスコープの読み方で扱っています。
上昇サインと太陽星座、どちらが「本当の自分」ですか?
どちらかが本物ということはありません。太陽は中心となる方向性、アセンダントは外への入り口です。同じ人を別の角度から見ているだけです。
アセンダントが変わると何が変わりますか?
ハウスの割り当てが変わります。惑星そのもののサインは動きませんが、その惑星が何の領域で働くかが変わるため、読みの重心が移ります。